ガン保険の金額: 2008年10月アーカイブ

ガン保険を選ぶ時に、誰もが目安として欲しい情報のひとつが
この、

がん入院でどのくらいの日数がかかるのか。

また

がん入院では、どのくらいの医療費がかかるのか。


といった事ではないかと思います。


一概にガン保険といってもケースバイケースなことなので、正確な数字を出すことはできませんが
一応のガン保険の目安として、ある生命保険会社の資料を上げてみます。


まず、がん治療における平均入院日数です。

肝臓がん 130日
直腸がん 95日
乳がん  60日
肺がん  99日
胃がん  80日
子宮がん 78日


これは、ガン保険の申請の会った人の中からとったデータですので
一回がんを患ってから完治するまでの期間に、がんによって複数回入院した場合は、その回数をすべて含めて出した平均日数になります。
したがって、一回のがん治療による入院日数は、実際には上記の日数よりも少ないことが多いと言えます。


次に、やはりがん治療における通算入院日数の場合での自己負担額の平均額ですが
以下のようになっています。

肝臓がん 130万5000円
直腸がん 245万2000円
乳がん  90万6000円
肺がん  180万1000円
胃がん  137万9000円
子宮がん 168万3000円


実際には、がんで入院した場合、他にどんな費用がかかるのでしょうか。

がんに限ったことではありませんが家族が入院すると、いろいろと思わぬ出費がかかるものです。
特に、がんの場合は入院日数が多くなることが多い。ということは言えますが。。。。

また、がん治療のため、現代医学での限界を補うために
東洋医学や自然療法、健康食品を試される方も、決して少なくはありません。

がんで入院された場合に、一般の入院治療費以外に必要になってくるものといえば
たとえば、こういうものがあります。

がん治療でも、保険適用外の治療、医薬品代。
入院準備用品。(パジャマなどの身の回り品)
入院に際しての保証金。(病院によっては不要)
付き添いや見舞いのための家族の交通費。
連絡のための通信費。
お見舞い返し、謝礼。
生活維持のための補助費(ベビーシッター代、ヘルパー代など)


家族ががんで入院した時に必要となる可能性が大きいものを上げてみましたが
これらのこまごまとした出費だけで100万円以上になってしまうケースも珍しくありません。

医療費は、高額療養費の払い戻し制度などで補えますが
こうした医療費以外のところまでは。。。。。

ガン保険は、
保険と、
いつ何があってもいいように、予備費として行なう貯蓄。
この二本立てで考えられるのが大切です。

差額ベッド代や保険の効かない治療法など、お金はかかっても、がん治療においてできる限りのことをしたいと願われる方。
二次的な費用がかさむことが明らかな方
また、医療保険に所得保障を求められる方は、
ガン保険契約時に、最初から入院日額を厚めにしておかれる、というのもお勧めの方法です。


なんにしても、一番大切なのは
日頃からの健康管理に尽きます。

生活習慣に注意されて、がん発症のリスクを最低限に抑える努力を続けていただけたらと思います。



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