2007年12月アーカイブ
あなたは、現在どの位の金額を保険にかけておられるでしょうか。
保険のうち、医療保険、生命保険、の割合はどの程度でしょうか。
わたしのように、小どもが三人もおりますと
やはり、子どもの病気や事故、また、子どもが人様の持ち物を壊したりした場合の保障も考えます。
わたしは、40代半ばの主婦です。
子どもは3人。主人は営業の仕事をしていて、
一戸建てのローンを抱えています。
あと、1700万円ほど残ってますね。
先日、山田邦子さんが乳がん体験を告白されていました。自分と同世代の人の告白を、フクザツな思いで聞いていましたが
わたしだけでなく、たくさんの人がそうだったのではないでしょうか。
もう、がんを他人事のように考えていてはいけないと思いました。
あなたは、
『がんの2015年問題』
というのをご存知ですか?
がんは、1980年から国民の死因の第一位ですが
2004年には3人にひとりががんで亡くなっており
これが2015年には、なんと
ふたりにひとりが
がんで亡くなる時代になるだろう、
といわれているらしいのです。
これは、冗談ではありません。
ただでさえ高齢者によるさらなる高齢者介護が問題になっているのに、その現状に追い討ちをかけるかのようなこの現実。
家のローンを抱えながら、この上保険なんて。。と思っていました。
子どもが小さい間は生協の子ども共済に入っていて、その後長男が喘息になり、1年の半分を病院で過ごすような生活になった時は、その共済にどれほど助けられたかわかりません。
掛け金の何倍かの給付金をいただいたと思います。
しかし、十年たって喘息も完治した今は、子どもの保険といったら学校での怪我の保障とかんぽの積み立て式の保険だけで、あとは解約してしまいました。
住宅ローンを組んだ時に、主人の生命保険も入っていますので、後の保障が特に必要だと思ったこともありませんでした。
でも、気がつけば、わたし自身も乳がん最高リスクの年代です。
主人の叔母ががんになり、主人の母ががんになり、主人の父ががんになり、最近になって主人の姉ががんになった時、わたしはパニックになりました。
次は主人ではないのかと。。。
だいじょうぶと自分に言い聞かせていますが、じわじわと迫ってくるがんの可能性に、ただおびえていても仕方がなく、積極的に立ち向かわなければいけないと思いました。
保険にはいろんな種類がありますが、たとえば子どもの怪我、病気をカバーする共済は、長男の喘息という特殊な場合を除いては、かけ損になるような気がします。
多少のことなら、貯蓄だけでじゅうぶんまかなえるからです。
先のことはわかりませんが、ほとんどの場合はそうだと思うのです。
ただ、がんだけは少し違います。
がんの治療は、非常に高くつくのです。
また、高いだけでなく、年をとるほど治療に長い時間がかかります。
手術をすれば、入院日数も長くなります。
当然ながら、回復の早い子どもとは違うのです。
そうした事情を考えると
医療保険の中でもガンだけは別枠で対策を考えた方がよいのかもしれません。
まして、近親者にがん患者がいればなおさらです。
悲しんだり、怖がったりしている暇があれば、立ち向かわねばなりません。
がんなとというものは、誰でも、面と向き合うのは嫌な問題ですが、あと七年でふたりにひとりががんで死亡する時代になるというのなら、いたずらに目を背けているわけにはいきません。
事故死される方の数を思うと、病死される方のほぼすべてが、近い将来がんでの死亡になると言わざるを得ません。
もしも、がんになった時に、
あきらめてしまわなくてもいいように、
徹底的に戦えるように
今から備えてみようと思います。
勉強しようと思います。
あなたもいっしょに。。
いかがですか?