ガン保険にかける金額は?

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わたしの家には食べ盛りの子どもが3人おり、そのうちのひとりは私学の高校に入学したばかりです。

日々の支払いに追われている状態で、この上新しい保険を考える余裕は、はっきり言ってありません。

しかし、調べれば調べるほど、
やはり備えが必要なのではないか。。。そんな気がしてきます。

最近の傾向として、たくさんの人がお考えになっているのが

「もう少し死亡保障を少なくして、ガン保険や医療保障を充実させようか。」


ということだそうです。


これは、2001年に、大手の生命保険会社や、損害保険会社や、それを親会社に持つ生命保険子会社にも、「第三分野の保険」といわれる医療保険やガン保険の販売が認められたころから始まったことだそうです。

以来、各社の競争の結果、ガン保険を含む医療保険の数は異例の増加を見せ、CM合戦が始まりました。
生命保険会社の破綻や予定金利の引き下げといったニュースが拍車をかけたこともあって、人々の思いは、医療保険に移っていったと思われます。


たしかに、誰もが「死」については、ずっと先のことだと思っていますから、掛け捨てになってしまう可能性の高い死亡保険は、無駄にしか思えないのも無理はありません。
がんの罹患率は上がる一方ですし、がんの脅威が迫っている現代に、多くの人がガン保険を検討し始めるのも当たり前のことです。


しかし、男性ですらもリストラにあったり、残業代やボーナスをカットされたり、転職の難しい時代です。
ご主人にもしものことがあったら、残された女性が家庭を支え子どもを教育し、家を維持することは、年々難しくなっていると言わざるを得ません。
生命保険で家のローンの支払いがなくなっても、生計を立てていくのがたやすいとはとても言えないでしょう。

3人の子持ちのわたしにすると、もう、青ざめるしかない話です。
そこに、3人の親の介護が待っているのですから。。。

ですから、あるファイナンシャル・プランナーも雑誌のインタビューでおっしゃっていた事ですが。。

一番大事なのは、まず、もしものことがあっても生活していけるだけの死亡保障額を確保すること。
その上で、医療保険にかける額を考慮する。


これが、大原則です。


現在、65歳まで公的年金をもらえない世代が増えていますが
老後の年金に期待ができない状況で、公的年金が出ないときも医療保険料を払い続けるリスクもわすれてはいけないでしょう。

また、項を改めて詳しく書きますが
がん治療には、保険のきくものときかないものとがあります。
たしかに保険のきかない治療は高くつきますし、ベッドの差額や身の回りのことにもお金がかかりますが、手術など健康保険の対象になる治療も少なくないです。
また、高額療養費の還付という制度もあります。

「がんになると、とにかくお金がかかる。」という情報にいたずらに振り回されるのでなく、
そうした現状を冷静に見つめ、分析しながら保険の種類と、保険料の金額を決めていくとこが大切なのでしょう。

これからも、このブログを通して、いろんな視点から、

「いちばん必要な保健は何か、どのくらい必要か?そして、いちばん理想的なガン保険の選び方は?」といったことどもについて

考えて行きたいと思います。

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このページは、 itosuiが2008年7月17日 15:31 に書いたブログ記事です。

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